材料
水 ・・・1ℓ
昆布・・・7×10cmくらいの大きさ2枚
●昆布の表面の白い粉は、「マンニット」と呼ばれるうまみ成分
●昆布を長時間水につけておく時間がない場合は、鍋に水と昆布を入れ最も弱火で1時間加熱しても出来ます。
①昆布水を火にかけ、泡が上がるくらい湧いてきたら昆布を取り出し、削り節を入れる。
②削り節全体をつかるように沈め、火を止め1分~1分半おく。
③ボウルにざるを乗せて出汁を濾す。
●1分~1分半というのは最も旨味と香りのバランスが良い時間で
●4分~5分おくと旨味の濃い出汁になります。
①鍋に作った出汁を入れて火にかけ、お好みの具材を入れます。
②具材に火が通ったら、一度火を止め、沸騰が収まったら味噌を溶き入れ、煮立たせないように注意しながら再度火にかけます。
③沸騰する直前(煮えばな)で火を止め、お椀によそって完成です。
●煮えばなとは汁物や煮物が煮立ち始めた香りや風味が
一番よい状態のことを言います。みそが熟成されるときに、
酵母が糖をアルコールなどの香り成分へ変化させているのです。このアルコールなどの香り成分は、90℃以上になると揮発してしまうため、みそ汁は煮立つ直前にすぐ火を止めるのが一番良いというわけなのです。